イースターって何?アメリカの幼稚園でイースター行事に参加して見た

 娘がアメリカのプリスクール(幼稚園)に通っていた時の話。

 たまにプリスクールから学校行事への参加案内のお便りが来ました。「今度イースターのお祭りをやるから、子供達が楽しんでいる姿を見に、この日体育館に集まってね」との事。

 娘は途中まで日本の幼稚園に通っていたので、幼稚園の保護者参加の行事と言えば、運動会と盆踊り大会を経験していました。どちらも先生方が工夫を凝らし、手を尽くし、装飾から何から何まで準備して下さる。子供達はこの日のために一生懸命練習してきた踊りを披露する。親は子供の可愛い勇姿をしかとカメラに収める、先生、保護者、子供の熱量半端ない日。

 日本の幼稚園行事を経験していた私は、イベント事はアメリカだからもっと派手派手なのじゃないかと期待が高まっていました。また、アメリカに引っ越してきて、初めての親参加型行事だったので、どんなものかと興味津々です。

そもそもイースターとは?

 磔の刑のよって死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念し、記憶するための日。またイースターでは、よく卵拾いをしますが、卵は生命のはじまりの象徴であり、殻を割って生まれてくることがイエス・キリストの象徴となっているそうです。卵のほかに、繁殖力の高いうさぎもイースターのモチーフにされています。

 日付は毎年変わるのですが、イエスが復活したのが日曜日だったので「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」にお祝いします。

 ちなみに日曜日はプリスクールはお休みなので、普通の平日にイースターイベントがありました。

一人ひとつカゴを持ちエッグハント

 そして当日、いざ参戦!

 指定された時間に体育館の前に行くと、子供たちがカゴを持ち並んでいました。我が子も親が来てくれて嬉しそう。

 先生が「体育館に卵が100個あるから、みんなで全部見つけてカゴに入れてね。」との事。体育館に入りReady Go!の合図で駆け出す子供達。

 めちゃめちゃ殺風景な体育館の壁際に点々と置いてある卵(卵型の丸いものを子どもたちが絵の具でカラフルに塗ったもの)。特に隠されているでもなく、ただただ壁際においてある。それを走り回って拾う子どもたち。

 なんか、、、思ってたのとちがう!もうちょっと、体育館が装飾してあるとか、卵は見つけづらいところにあるとか、なんか、ないの?!いや、これがアメリカンなのか?!

 おそらく2分ほどで全て拾い終わる子どもたち。体感は10秒。先生がそれぞれ何個集めたか数えて「Good Job~~!」の声とともにエッグハント終了。イースターイベントは終わり、いつもの体育館遊びを30分程して帰ってきました。

 なんともあっという間に合わったイースターイベントでしたが、それでも子どもたちは楽しそうに卵を集めていました。もちもん、他のプリスクールでは、そもそも何かイベントがあるのか、どのようになされているのか分かりませんが、私が経験した、ある意味衝撃のプリスクールのイースターイベントでした!

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